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2022.08.12
- MYA Kose
こんばんは小瀬店渡辺です。
最近読んだ本でゲーテとカフカという2人の詩人をそれぞれの言葉を使って
第三者が対話をさせる本を読みました
ゲーテという人物は昔から好きでその感情的、衝動的かつポジティブな詩に何度も人生の岐路において助けられたのですが
カフカ……まさにゲーテとは対極に位置する人物、月と太陽、虎と龍
まさに正反対
ゲーテが虎穴入らずんば虎子を得ずだとしたら
カフカは君子危うきに近寄らず ですね…
「無能、あらゆる面で、しかも完璧に」という言葉から読み取れる
カフカの生き方や頭の中は想像絶する絶望感ですよね。
しかしカフカのネガティブな詩の数々からは
どれだけカフカが平凡で幸せな人生を望んでいたか、幸せの価値観についてとても考えさせられるような不思議な力を秘めています
カフカの[小さな文学]は
奇しくもカフカが望んでいた名声以上に大きくなり
平凡な人生を望んだ彼らしい、バズりかたなのかもしれません。
長くなってしまい申し訳ありませんでした
皆さんの好きな本や詩もぜひお聞かせください。